2020年1月1日から、スワンナプーム空港の預入荷物の検査が厳格化するというニュースを見ました。
こちらの記事↓
http://thai.news-agency.jp/articles/article/11977
年末はどこで過ごす人が多いのでしょうか。
タイの年越しもにぎやかで良さそうですが、日本に帰ったり海外旅行に行く人も多いかも。
海外からブランド物を大量にこっそり輸入して税金を払わずに利益を上げている業者にちゃんと関税をかける。
というのが目的らしいのですが、X線検査機を設置して中身を確認するとのこと。
まだ始まっていないので、全荷物を検査されるのかやたらと荷物の多い怪しい人だけなのかわかりませんが、規制品と知らずに持ち込んで没収や罰金になったら悲しいので、どういうものが禁止・規制されているのか改めて調べてみました。
ブランド品以外は厳しくなってないのかな…?
※ペットなど生き物に関しては今回触れていません。
間違っていたら教えてください(;’∀’)
タイへの持ち込み禁止品
申請しようが何だろうが、問答無用で禁止されているものです。
・あらゆる麻薬(大麻、阿片、コカイン、モルヒネ、ヘロイン他)
・わいせつな文書、写真、物品。
・火器:火器および弾薬の輸入(警察庁または地方登録局の許可が必要)
・電子タバコ
・植物・動物:植物の一部が禁制品となっています。
植物⇒https://www.maff.go.jp/pps/j/search/ekuni/as/thailand/index.html
動物⇒家きん(鶏など)及び家きん肉(高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)のため)
※電子タバコに関してはアイコスをはじめ、加熱式のタバコとそれに関わる全ての付属品の持ち込みが禁止されています。
持ち込み規制品
数量制限や申請が必要なものです。
数量が以下以内なら無課税
・タバコ:葉巻は総重量250g以内、紙巻タバコは200本以内まで
・酒類(ワインまたはスピリッツ類):合計1リットルまで
・カメラ、ビデオカメラは各1台、フイルム5本、ビデオテープなど3本
・現金や証券:45万バーツ相当以内
⇒バーツ+外国通貨が45万バーツを超える場合も課税対象。
海外通貨は1万5000ドル相当を越えると課税対象。
輸入条件を満たし、防疫検査を受ける必要があるもの
・動物肉・乳製品・加工肉製品
⇒生の牛肉・豚肉など/チーズ・バター・練乳など/ハム・ソーセージなど
詳しくは⇒https://www.maff.go.jp/aqs/hou/37.html
・野菜・果物・花など
⇒果物類はほぼすべて輸入禁止。
⇒野菜は植物検疫所で輸出検査を。
精米は検査で合格すれば持ち込めますが、玄米は禁止されています。
⇒バラや菊などの切り花、緑茶、トマトなどの種子は輸出検査を。
詳しくは⇒https://www.maff.go.jp/pps/j/search/ekuni/as/thailand/keitai.html
乳製品はタイの業務スーパーmakroでまとめ買いしていますが、持ち込むとしたら検査が必要なんですね。。
知らなかったなぁ。
植物検疫
日本からタイへ植物検疫を受けて持ち込む方法を調べてみました。
郵送でない場合は携帯品となるようです。
事前申請の流れとしては、
・最寄りの植物検疫所へ申請
(申請書など書類の作成・提出が必要)
↓
・検査の希望日時を予約する
↓
・検査を受けて、検査証明書を受け取る
↓
・搭乗手続き
↓
・税関手続き
↓
・出国手続き
※検査を受けて証明書を受け取るのは、大きな空港(羽田・成田・名古屋・関空・福岡空港など)にある植物検疫カウンターでも可能だそうです。
事前に申請する場合の参考になるブログがありました✨
⇒https://hunade.com/shokububoueki-kensa
少し古い記事で、規制品の一覧が現在の物と違っているので、品目の確認は植物検疫所のHPで最新のものを確認してくださいね。
⇒https://www.maff.go.jp/pps/j/search/ekuni/as/thailand/keitai.html
動物検疫
牛や豚などの偶蹄目の動物の生肉は、輸出検疫を合格すれば持ち込みが出来ます。
しかし、条件をクリアするのは個人にはかなりハードルが高いです。
検疫を受ける前の条件から大変なので^^;
厚生労働省のHPに詳細があります。
↓↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/other/yusyutu_syokuniku/index_00014.html
検査については動物検疫所
↓↓
https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/animal/44.html
スーパーで購入したハムなどの加工肉も検疫を受ければ持ち込めるようですが、現在(2019年12月)は、豚コレラの患畜が確認されたことから豚肉・豚肉加工品への輸出検疫証明書は発行されていません。
バンコクでお手頃価格の美味しいお肉が買えるところを開拓する方が現実的ですね!
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