日本製の戦艦とタイで出会う★メークローン記念号

その他

艦コレなども流行り、戦艦に詳しい人も多いと思いますが、実物を日本で見るのって大変です。
大変なのは、戦後に賠償などで処分されてしまったからです。

バンコクのお隣にあるサムットプラカーン県には戦前に作られた「メークローン号」が展示されていますよ。

場所

バンコクの町中から真南に下った、チャオプラヤー川の河口にあります。
だいたいバンコク市内から車で1時間くらいです。

プラジュンジョムクラオ要塞のある海軍施設内です。

7:00~19:00

プラジュンジョムクラオ要塞

メークローン記念号が展示されているのは、海軍施設内にある公園ポームプラチュムの一角です。
施設の入り口にはもちろん海兵さんがいるので、一瞬「入れるの…?」と思いますが、何の問題も無く奥へ行けます。


ポームプラチュムというのはラマ5世のことだそうで、公園の中心には銅像が置かれています。
銅像の下は、この要塞の小さな資料館になっていました。
残念ながらタイ語しかなかったので、勝手に妄想しながら見させてもらいました。


メークローン記念号
簡単なメークローン号情報です。

浦賀造船所で製造された。
1937年竣工。
平成7年に退役するまでタイ海軍で現役だった。
兵装:45口径12センチ砲×4、20ミリ機銃×2、45センチ魚雷連想発射管×2
(※建造時→増設・換装されている)

第2次世界大戦が1939年の9月からなので、確かに戦前のもの✨
無料で中を見て回れるのですが、平成に入っても現役だったからか、とてもきれいに保存されていました。

そしてほぼ何でも触らせてくれるし、入らせてもらえる…!
日本だったら操舵室とか、入り口から見るだけになってそうですけど、
実際に舵やレーダーのスイッチまで触れちゃいます。


行った日が残念ながら天気が良くなかったので、雨が吹き込んできちゃったんですけど、窓も自分たちで閉めれました(笑)


艦長室や会議室、船員たちの部屋にキッチンといろいろと見て回れました。
戦艦に特に詳しくない私でも楽しい!

公園自体もとてもきれいに整備されていて、海沿いの落ち着いた素敵な公園でした。
お猿さんもいましたよ。
近くのマングローブのトレッキングコースにもたくさんいるようなので、そこから来るのかしら。
親子のお猿さんなど可愛いですが、物を取られないように気をつけてくださいね。
特に飲食物!

夕方だったので行かなかったのですが、海軍経営のレストランもあるそうです。
日本だと横浜の海軍カレーのイメージなんですが、ここは何があるのかしら。
ワットポーの近くにも海軍施設内にレストランがあって、川を見ながらタイ料理がリーズナブルに頂けます。
ここもきっと美味しそう。次回はぜひ味わってみたいと思います。

 

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